小さなじゅもん

こたきくんとか、ゆうまくんとか

其処に立つキミ


格差に関するツイートを見るたびに、わたしはずっと感じていたことがあって。ただの被害妄想かもしれないけど、こたきくんが否定されている気分になるときがあるんです。こたきくんが前に立っていることが許せないって、そう思われてしまっているんじゃないかって。でもそれって結局のところこたきくんにはまだまだ足りないところがあるってわたし自身が感じているからなんですよね。だから何処かでそれを仕方ないのかなって感じてる自分が最低に思えて、こたきくんのこと大好きなのに、こたきくんのこと信じたから担当にしたのに、どうしてこんなこと考えてしまうんだろうってずっとずっと悩んでいて。

わたしはこたきくんが変わらないままで変わっていってくれるって、もっともっといい男になっていい姿を見せてくれるって信じているんです。だから、いまのこたきくんはそのままでいてほしいって、いまのこたきくんはいまのこたきくんだから大切で、大好きなんだよって思ってる。わたしはこたきくんを信じたから、こたきくんに降りたんです。だからいまこたきくんに出来ないことがあったとしても、わたしはそれでもいいって思ってる。変わっていって欲しいとは思っているけれど、いまのこたきくんを信じているから、これからのこたきくんも信じられる。それでもこたきくんを認めて欲しいって思うのは、わたしの、小瀧担のわたしのエゴなのかな?って。

正直なことを言うと、いまのジャニーズWESTに格差があるのかなっていうのがわたしの中で疑問な部分があるんだと思います(デビュー当初はともかくとして)。これはわたしが小瀧担だからそう思うだけ?小瀧担だから感じていないだけ?もしかしたら他担の方にはそう思われてしまうのかもしれません。実際のところそうなのかもしれないし。そうだとしたら申し訳ないです。

前列と後列という立ち位置が、それが格差、という意味ではなく出来てしまうのは、7人いるグループなら仕方のないことだと思うんです。例えば7人横並び一列になったとしても端っこの人は出来る訳じゃないですか。だからって端っこの人が下な訳ではないし。別に下だから端っこな訳ではなくて。ただの立ち位置(ポジションという意味ではなく立つ位置という意味での)的な問題。同じように、前列と後列が立ち位置として出来るのはたぶん当たり前のことなんじゃないかなって。前列に立っている時の役割、後列に立っている時の役割、真ん中に立っている時の役割、端っこに立っている時の役割。ただそれが存在してるだけじゃないのかなって。ただそれぞれがそれぞれの役割を与えられているだけなんじゃないのかなって。そう思うのも、わたしが小瀧担だから?ただ、いまのジャニーズWESTがそういう意味での役割分担がはっきりしていない、きちんと出来ていないということなのかもしれないし、その役割に納得がいかない人もいるということなのかもしれないですね。

たぶん格差の問題については、小瀧担のわたしだから感じること、他担の方だからこそ感じることがあるんですよね。たぶんわたしが感じていることは、こたきくんを応援しているわたしだから感じることで、他担の方が感じていることは、その方の担当のメンバーを応援しているからこそ感じていること。同じ小瀧担でも感じていることは違うだろうし。だから否定しようとかそういうつもりは全くありません。そこのところだけははっきりと言っておきたいと思います。

ひとつとして、役割分担をきちんとして欲しいということは、たぶんわたし自身も感じていること。わたしはこたきくんに降りる前、あ、こたきが前にいる、端っこのこたきかわいかったのにな、って思ってました。たぶん今でも何処かで思ってる。端っこにいた頃のこたきくん、割と好きだったんですよね。でも、いまこたきくんは前列としての役割をもらってる。そこに立たされてるってことは、きっと事務所の人に、こたきくんがそこに立つことで出来る何かがあると思ってもらえているってことだと思う。こたきくんがそこに立つことで、こたきくんにしか出来ない何かがあるからそこの立ち位置を与えられているんだとわたしは思っています。わたしもこたきくんにしか出来ない何かがあるって、具体的に何かと言われたら上手く言えないけれど、そう思っています。でも、いまはこたきくんがそこに立つことでなにを求められているのか、こたきくんのそこに立つことで与えられている役割ってなんなのかなって、正直ちょっとよく分からなくって。それがもどかしかったりもする。事務所は結局こたきくんをどうしたいのかなって。こたきくん自身もそれが分かっていないから、彼自身いろいろと悩んでいるのかなあと思ったりもします。こたきくんに求められていること、与えられている役割にわたしが気付けていないだけなのかもしれないし、こたきくん自身も気付けていないだけなのかもしれない。だけど、こたきくん自身がそのことに気付けた時に、こたきくん変われるんじゃないかな、とわたしは感じています。

いまのままでもいい、変わりたい気持ちがあるのならそれでいい、そのままで変わっていって欲しいって思っているわりに、わたしは結局こたきくんが一刻も早く変わってくれることを求めているのかな?矛盾だね。

でもそれは全部、こたきくんが大好きだからなんだよ。わたしはこたきくんに降りたとき、7年間続けた大倉担を降りたとき、たぶんこたきくんを逃げ場にした部分が少なからずあったんです。おおくらくんに対して考える時間が増えるにつれて、おおくらくんに対して日に日に重くなっている自分に気付いて、何処かでそれがすごく嫌だった。だから、こたきくんに降りた時、ただこたきくんがかっこいい!かっこいいから好き!好きだから応援する!みたいなスタンスでこたきくんを応援したいって思ってた。もっと軽いオタクになりたいって思ってた。だけど、あんなに大好きだったおおくらくんを降りようって思えたのは、こたきくんのこと、信じたからなんですよね、やっぱり。そう思ってた時点で、結局重いオタクなんてやめられる訳がなかった。

たぶん大倉担をやっていた頃おおくらくんについて考えていた以上に、いまこたきくんについて考えています。でもなんか、それが嫌じゃないんですよね。もっともっとこたきくんについて考えてたい。向き合ってたい。おおくらくんを降りた時、降りたとしても、根本的な部分でおおくらくんを超える存在は出てこないんじゃないかなって思ってた。でもいま、わたしはこんなにもこたきくんについて考えていて、それが苦しいときもあるけれど、楽しくって。わたしがこたきくんを信じて降りたことは、間違いなんかじゃなかった。後悔することになったらどうしようって不安に感じたりもしてた。でもこたきくんを信じた。信じられるこたきくんだと思ったから。

ねえこたきくん、わたしはずっとキミのことを信じているよ。信じていたいよ。わたしにはただこたきくんを応援することしかできないけれど、迷ったときにキミの道しるべになれるかどうかさえも分からないけれど、これからもただ、こたきくんの見つめるその先の景色の一部でいたいから。

いまこんな風に感じていること、ごめんねこたきくん。最低だよね。でもね信じているからこそ、こたきくんにはもっともっと出来ることがあると思う。わたしはいま、最低なことを感じているのかもしれないけれど、これからもこたきくんのこと応援させて欲しい。わたしにとって、こたきくんは一番のアイドルだって信じているから。



もっともっといい姿でこたきくんが其処に立ってくれるってわたしは信じています。





自力で見つけよう 神様


横浜アリーナで迎えた記念すべきジャニーズWESTの1stツアー"パリピポ"の初日。そこで見たのぞむくんは何かに迷っているのか、悩んでいるのか、そんな風にわたしには見えた。

のぞむくんが努力してることは知っていた。だから次のツアーではどんな歌を聴けるのかなって、すごくすごく楽しみにしていた。でもその日ののぞむくんの歌は、全然のぞむくんの歌じゃなかった。上手いとか下手とか、音が取れてるとか取れてないとか、そういうことじゃなくて、あれはのぞむくんの歌じゃなかった。

キミは気にし過ぎじゃないかい?ってそう思った。変わりたいと思うことは大切だけど、気にし過ぎはよくないよ、って。

マイクを口元に持っていくとき、なんとなく、なんとなくだけど、分からないけれど、なんだかすごく不安そうな顔をしているように見えた。何かに臆病になっているように見えた。それはわたしが勝手にそう見てしまっていただけなのかもしれないけれど。歌い終わったあと、悔しい、って。そういう表情をしているようにわたしには見えて。

大事だよ。変わりたいって思うことは確かに大切だよね。でも変わりたいってそう思ってるなら、そんな自分に気付いているなら、もっともっと堂々としていればいいのにって。そうやって思ってくれているのなら、もっと堂々とマイクを持てばいいよって。技術の差は確かに今はあるかもしれない。でもそれでいいんだよ、って。変わりたいと、もっと上手くなりたいと根本の部分で考えてくれているなら、それだけで十分だから、そこに立つときにもっともっと自信を持って欲しいって。

いまの自分を、もっともっと認めてあげればいいのに!って思った。わたしが好きなのは、"いまの小瀧望"なんだよって。例え今ののぞむくんが他のメンバーと比べたときに技術的に劣っていたとしても、わたしにとっては"いまの小瀧望"だからこんなにも大切で、こんなにも愛おしくて、こんなにも尊いんだよって。

そんなことを考えながら迎えた大阪城ホールでの公演。正直すごく不安だった。またあんな顔をしていたらどうしようって。

でも違った。全然違った。『青春ウォーーー!!』で出てきた瞬間から分かった。今日は違う、と。全然違う表情をしてた。そしてその二日間、のぞむくんは最高に楽しそうだった。から私も最高に楽しかった。

歌も、違った。横アリでは気にし過ぎて、それがすごく悪い方向に向かっているように思えた。上手く歌わなきゃってそればっかり考えて歌ってる感じで。けれど、城ホでののぞむくんの歌は、確かにのぞむくんの歌だった。確かに多少は音を外す場面もあったけれど、すごく良かった、上手く言葉に出来ないけれど。やっぱりキミは気にし過ぎていたんだよ、ってそう思った。

きっとこれからも、経験値の差や年齢の差で、たくさんたくさん苦しむことになるんだと思う。悩まされることになるんだと思う。でもその度にきっとのぞむくんは、自分の手で、自分の力でそれを切り拓いてくれるはずだって、そう思えた。だから大丈夫だって。

わたしはのぞむくんには、端っこが似合うって思ってたし、今もどこかで思ってる。見慣れてる、っていうのもあるかもしれないけど。そこにいたのぞむくんは、すごくすごく輝いているように見えていたから。でもね、今回のツアーに入って思った。わたしはこの人に、何処にいても輝ける人になってほしいって。その場所が真ん中だろうが、端っこだろうが、前列だろうが、後列だろうが、何処にいても輝ける"小瀧望"になってほしいって。そしていつか、最年少・小瀧望ジャニーズWESTを引っ張っていく存在になってほしいって。『夢を抱きしめて』で先陣をきって花道を歩くのぞむくんを見ていてそう思った。

"俺は俺のままでいるし"っていうのぞむくんの言葉。それがどんな意図を持ってして発せられたのかはわたしには分からない。だけど、変わりたいと思っているのぞむくんが、それでも変わらないでいたい、いようってそう思ってくれている言葉なんだとわたしはそう思ったよ。変わってくのぞむくんが変わらないでいてくれたらわたしも嬉しい。

きっと負けず嫌いな彼は、これまでもそうだったように、これから先も悩んだり苦しんだとしても、それを言葉として伝えてくれることはほとんどないんだと思うけれど、だから勝手にこちら側がヤキモキして、心配してあれこれ考えてしまうんだと思うけれど、きっとのぞむくんは自分の手で世界を切り拓ける人だと思うし、自分の手で何かを手繰り寄せられる人だって、わたしは思っているから。




"自力で見つけてね、神様"




中山優馬 Chapter1 歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR

優馬くん、ファーストソロコンサートツアーお疲れさまでした!オーラスのレポを見て、なんで私は地を這ってでも大阪に乗り込まなかったんだ!!!!!!!とただただ後悔。でも、流れてくる全てが幸せに溢れていて、尊いものしかなくて、これが優馬くんの勝ち取ってきた全ての結果で、勝ち取ってきた全てが今そこに立っている優馬くんなのだなと思いました。

期間がとてもとても短くて、公演数も少なかったからなのかなあ。このツアーは本当に存在していたのかなって、私がTDCで見た優馬くんの姿は幻だったのかなって思うくらいに儚くって、尊くって、本当にあっという間で一瞬の出来事だった。だけど、確かにキミはそこに立っていたよね。その姿は一瞬忘れないし忘れたくないし忘れられないんだと思う。

今回のソロコンはほんとにどれもこれも見応えたっぷりで、全部全部魅力的なものばかりだったけれど、やっぱり私は一番関西メドレーの記憶が一番に残っていて。優馬くんが今、あの頃の歌を歌えたことは、とってもとっても大きなことだったんじゃないかなあ…。というか私にとってすごくすごく大きなことだった!と思う!

まず優馬くんの写真流れてさ!なにあれ!!!!!!なんなの!!!!!!!どこを切り取っても可愛い優馬くんとかっこいい優馬くんと美しい優馬くんしかいないじゃんかよ!!!!!!!フォトアルバムにして私の住所に送ってください!!!!!!!もうさ、友達といちいち「かわいい〜〜〜」「懐かしいこの写真〜〜〜」って、もう保護者ですよ。保護者保護者。勝手に優馬くんの親気分。からの!!!!!!!!


『ビリビリせぇへん?』


ぎゃああああああああああ!!!!!!!!テンションぶち上げMAXでした♡♡♡♡♡ひっさびさに踊ったビリビリ。楽しかったなあ。そんでネクステ。ネクステは絶対泣くと思ってた。泣かなかったけど!それはあの頃私が見てたネクステを歌う優馬くんと、今私が見てるネクステを歌う優馬くんが全く違うように見えたからかなあ…。がらすの魔法は着うたダウンロードしたの思い出したよ(笑)着うた文化懐かしすぎ(笑)悪魔な恋はやっぱりあの頃を思い出してしまったなあ…。でも、いま優馬くんはこんな表情でこの歌を歌うのかって思ったら、とてもとても尊くて。結果好き。そしてバンバンッ。「関ジュやっぱ強いな〜〜〜」と思った。正直WESTがデビューした時点で関ジュは暗黒時代突入かな〜って思ってたの。れんしょうが東京でお仕事するようになって、そして彼が退所してからは特に。でもね、そんな自分を殴りたくなった!!!!!というか心の中で殴ってた!!!!!!こんなにギラギラしてる人達がいるんじゃん!!!!!このギラギラ感は!!!!!!!関西ジャニーズJr.だ!!!!!!!!!って。私が大好きだった関ジュがちゃんとそこにはいて。これぞ関西ジャニーズJr.って感じだったなあ。このチャンスを絶対ものにしてやる!!!!!っていう気迫が公演を通して伝わってきて、関ジュでよかったって思った。今回バックについたのが関ジュでよかったって。関ジュはいつの時代も最高で最強だ!!!!!!ってことで、この夏あたり松竹座に大橋団扇を持った私がいるかもしれません!(笑)そしてロマンティック!!私の大好きなロマンティック!!!!!!!!ぐぅぅぅぅぅぅぅ好き。ただね、一つだけ言わせて。\もーちろん君にっ/を私はやりたかったんだよおおおおおお。指差したかったんだよおおおおおお。一つだけ、唯一の一つだけの文句です(笑)はい、そしてUME強引オン!!これも大好き!!!!!!!!くっそ懐かしかった!!!!!!!!ここで私のテンションは最高潮に達しました!!!!!!!改めて超絶素敵な曲だなあって。ひっさびさに踊ったけれど、超超超超ノリノリだった!!友達と終わったあと、「やっぱフリ忘れてないもんだね〜」って、後楽園のジェットコースターを目の前に踊りました(笑)それくらいには楽しかった。

そしてそして。孤独なソルジャー。まさかここでモノマネメドレーぶっ込んでくるとは!!!!(笑)私はあの頃、この曲の物語を優馬くんに投影していたんです。その肩書きを背負うその姿はとってもとってもかっこよかったけど、とってもとっても苦しかった。だからほんとはちょっと、この曲を聞くのが怖かった。だけど優馬くんはこの曲を意外な形で変換させてくれた。だから笑った。めちゃめちゃ笑った。この曲で笑える日が来るなんて思わなかった。優馬くんも私も大人になったなあ…。優馬くんはあの頃よりもずっとずっと強くなった。強くならざるを得なかったんだろうなあ…。 今の優馬くんの強さがこの曲に現れていた。

そしてもう一つとてもとても印象に残っている曲。これは満場一致でみんなが挙げていると思うけど、「In The Name Of LOVE」。優馬くんはとても誇らしげに、凛とした姿でそこに立っていた。私はあの頃、いつも、どこにいても何処か居心地の悪そうに見えていた優馬くんを見ていると、とてもとても苦しくなることがあって。あんな姿を見ているのは本当に本当に辛かった。逃げ出してしまいたかった。この人を応援するのをやめようかなって思ったこともある。だけど、こんなに素晴らしい未来が待っていたから。優馬くんの尊い10代を見届けたら、こんなに素敵な中山優馬21歳の姿があったから。だから私は優馬くんの20代も見届けたいし、30代になって更に素敵になった優馬くんとまた出会いたい。私は優馬くんの10代も20代も30代も見届けたいし、見届けるつもりだ。その頃までオタク続けるつもりかっていうツッコミは受け付けません(笑)そのくらいの決意をしてしまうくらいの優馬くんがそこにはいた。

そして『ジャニーズ事務所に入ってよかった』という優馬くんの言葉。優馬くんを応援してきた人にとって、この言葉は一番嬉しかった言葉じゃないのかなあ…。そして私にとっても。優馬くんはきっと、誰よりも優遇されてきた人だと思う。でもだからこそ、一番辛くて苦しくて厳しい道を歩かされてきた人で。私はね、優馬くんにあんな顔をさせる大人が大嫌いだった。優馬くんにあんな顔をさせる大人なんて全員呪ってやる!!って本気でそう思ってた。優馬くんからグループを奪った大人を恨んでた。だけど優馬くんはそんな大人を恨んでないって言った。そして、『ジャニーズ事務所に入ってよかった』だなんてそんな素晴らしい言葉を私たちにくれた。いつだってオタクは気にするものだ。彼らからたくさんの素敵なものをもらう代わりに、彼らはきっと何かたくさんのものを犠牲にしていて、それに対して彼らはどう感じているのかなって。本当は違う道を選んでいたらって後悔していないかなって。だけど、優馬くんは私たちにそんな最高な言葉をくれた。やっぱり優馬くんは本物の天使だ。

そして今回優馬くんソロコンに入って改めて思ったこと。私はきっと永遠に、関西と優馬くんを切り離して考えることは出来ないんだろうなあ、ということ。過去よりも今が大事だ。だから今の優馬くんが一番好きだし、今の優馬くんが一番大切だし、そして優馬くんはいつもそれを更新してくれる。だけどやっぱり、私は考えてしまうんです。優馬くんを一緒に応援してきたお友達とも話したこと。あのとき優馬くんが、ただただ首を縦に振ってくれていたらって。ただその手を取ってくれていたらって。だけど優馬くんはそれを選ばなかった。それが全てなんですよね。きっと優馬くんにとって、ソロの道を選ぶことよりも、その手を取ることの方が辛いことだった。きっとこれからも、何度も何度もそのことを考えてしまうだろうけど、その度に今の優馬くんがその選択は正しかったんだって思わせてくれるだろうから、私はそのことを考えてしまうことを無理にやめようとは思いません。きっとこれからも、優馬くんは最高な姿でそこに立っていてくれるだろうから。

でもただこれだけは言わせて!優馬くん!!超アイドルな曲歌おう!!!!!!!!そんで超アイドルな衣装着よう!!!!!!!!なんならだってアイドルだもんやってくれてもいいんだよ?????ってそれは冗談にしても。あの頃優馬くんがよく着ていたあの赤の衣装。よく似合っていたよね。大好きだった。君には赤がよく似合う。だからまた着よう。それが次の私の願い(笑)

優馬くんの歩いてきた道はやっぱり間違ってなかった。そう思わせてくれる優馬くんに感謝。いつまでも中山優馬としてそこに立ってくれるキミに、私は一生ついて行きます。優馬くん、ファーストソロコンサートツアーお疲れさまでした!!!心の中で優馬くんとHigh Fiveしています(笑)




中山優馬ファーストソロコンサート〜勝ち取ってきたすべてが今の君だから〜



ずっと、ずっと待っていたんだ、こんな日が来る事




『悪魔な恋』を歌う優馬くんを見て、私は初めて生で優馬くんを見たあの日のことを思い出していました。2009年6月、国際フォーラムで行われたジャニーズJr.の公演。そう、NYCの結成が発表されたあの公演です。

あの日、駆り出されるかのようにあの場所に立っていた優馬くんがどんな顔をしていたのか、どんな表情をしていたのか、私は全く思い出せません。望んでもいない場所に立たされて、歓迎されてないような空気も感じ取っていたのかもしれないし、あの日キミはどんな表情をしていたのかな。私はあの日のことを思い出したくても思い出せなくて。

だけど昨日、本当に本当にこの人を応援してきてよかったと思える顔を、優馬くんはしてくれたんです。優馬くんが私の心から望んでいた表情になった時、本当に本当に嬉しくて、私は優馬くんのこのお顔が見たくて、これまでこの人を応援してきたんだなあ、と思いました。本当に本当に素敵な表情だった。あんなお顔をしているのを見たのは初めてで。

キミはもう、何にも背負わなくたっていいんだ。関西に何かを還元したくて、それが一つの支えになっていたと優馬くんは言ったけれど、そんなのもう背負わなくていい。もちろん、自分のホームだと話す大阪のために出来ることは今回のようにたくさんたくさんあると思うけれど、だけどこれからは、関西を背負う必要なんてない。去っていく仲間を止められなくて不甲斐ない想いをしていた優馬くんだけれど、そんなこと、これから先気にする必要なんて何もない。関ジュの曲を歌っている優馬くんを見て、そんなことを考えていた。関西を背負ってそこに立つ必要なんてないよ。これからはただ、中山優馬っていう名前だけを背負っていけばいい。

そして優馬くんにはもう、『孤独なソルジャー』なんて、そんな肩書きは必要ないね。あの頃『孤独なソルジャー』を歌う優馬くんを見て、私はこれは優馬くんの物語だと思っていた。この曲を歌う優馬くんは、それはとてもとても魅力的だったけれど、とてもとても切なく見えていて。だけどキミはもうそんな物語を背負う必要なんてない。孤高の存在である必要なんてなくて。

こんな未来があるなんて、私は思っていただろうか。私はあの頃、どんな未来が優馬くんに待っているのか全く想像できなくて。だけど、僕には自信があるって、あんなに凛とした姿で歌ってくれたから。こんな未来があってよかったと、心から思える瞬間に立ち会えたことが本当に幸せで。

それは、優馬くんがずっと真っ直ぐでいてくれたからだね。なんでキミはこんなにも真っ直ぐなんだ!!!!少しくらいすれてたっていいのに!!!!それでも誰もキミのことを責めたりしないし、それでも応援するのに!!!!!って思うくらい、優馬くんはいつも真っ直ぐにそこに立っていて。だけど、こんなにも優馬くんが真っ直ぐでいてくれたからこそ、私も真っ直ぐに彼を応援したいと思えたし、みんなが彼を真っ直ぐに愛しているんだろなと。

優馬くんに一番に幸せになってほしい。優馬くんは一番に幸せになるべき人だから。

私が望み続けたあの表情を、これからの優馬くんがたくさん見せてくれることを祈って。


理由なんていらないだろう
今日の日を 忘れずいよう


センター中山優馬とセンター重岡大毅のおはなし

中山優馬くんのファーストソロコンサートの初日を明日に控え、ジャニーズWESTのファーストツアーパリピポの初日が近づいてきたということで、関西の新旧センター中山優馬くんと重岡大毅くんのお話をしたいと思います。

この二人は、絶対の安心感があるアイドルだと私は思っています。この人に着いていけば大丈夫だって思えるアイドルナンバーワンとナンバーツー。私にとってその二人が優馬くんとしげおかくんで。

私が優馬くんに興味を持ち始めて少し経った頃、優馬くんはバッテリーのお仕事が決まりました。その時に優馬くんは既に事務所に推される存在であり、その場所に立つようになっていました。優馬くんの名前が前面に押し出されたようなユニットも出来ました。私はそれが嫌だった。みんなでわちゃわちゃしてる優馬くんは最強にかわいくて、最強に大好きだった。だから違う衣装を着させられて、みんなより一歩前に立ってる姿が、すごくすごく嫌だった。

でも私は思うんです。優馬くんはそこに当然の如く立つべき人だったよなあ、と。そんな風に思っていながらも、私は優馬くんは真ん中に立つべき人なんだって無意識的に思っていたんです。当時の彼は、例えば圧倒的な歌唱力があった訳でも、ずば抜けてダンスが上手かった訳でもなくて。でも、それでも真ん中に立つべき圧倒的な何かが、当時からあって。だから、そこに立つことに対する疑問、っていうのは全くなかった。

一方でしげおかくん。気付けばしげおかくんは優馬くんの次に推される存在となっていて。優馬くんが居なくなった後、彼は優馬くんが立っていたその場所に立つようになっていました。

私は最初思っていたんです。なんでしげおかくんがセンターなんだ、って。二番手のしげがかわいかったんじゃん!二番手のしげが好きだったのに!って。なのに。

いつの間にか、私はそれを受け入れていました。しげおかくんがそこに立つことに、何の疑問も抱かなくなっていました。私が優馬くんと関西が別々の道を行くことを受け入れたのは、もしかしたらその事に気付けた時だったのかなあと思います。

あの頃、本気で優馬くんの背中を追い越そうとしていたのは、もしかしたらしげおかくんだけなんじゃないかなって、私は思うんです。例えば、先に東京でお仕事をするようになった彼のことをすげーなとか、羨ましいなとか、そういう風に思う人はいても、その背中を追いかけようと思ってた人はいても、本気でこいつのことを追い越してやろう、こいつを超えてやろうって思ってたのは、しげおかくんだけだったのかな、と。

だからセンターなんだと思います。私は正直、これまでも今でもしげおかくんに対して、ずば抜けて歌が上手いとか、ダンスが上手いとか感じたことはないんです。それに加えて、圧倒的な何かがあると思ったこともなくて。だから、そこに立つことに、疑問を感じてもおかしくないはずなんです。でも、私の中で、しげおかくんがそこに立つことに今、何の疑問もなくて。それは、彼が常に上を目指してきた人だからって私は思っています。

そんなしげおかくんの姿に気付けた時、私はきっと優馬くんの歩む道を受け入れていこうと思えたのかもしれません。そこに立つべき人間はもう優馬くんじゃないんだ、と。だから今でもしげおかくんには何だか特別な想いがあるし、すごく感謝しています。

そして、中山優馬というアイドルと重岡大毅というアイドルについて。

優馬くんは常に、中山優馬であることを求められてきた人で、求められている人で、きっとこれからも求められていく人で。常に中山優馬であることの価値を求められている人だと思うんです。だけど、優馬くんはそれに対して苦しいとか辛いとかそういう姿を見せたことがなくて。

私は思うんです。例えば俺いつになったらデビュー出来るんだろうっていう悩みや苦しさは、ジャニーズの先輩なり、仲間なり、他の誰かと共有できるものなんだろうなって。でも、優馬くんがあれ程推されていた時の悩みや苦しみはきっと、誰とも共有することは出来なかったんだろうな、と。でもそれってすごく苦しいことで。誰かにそれを吐き出して、共有することが出来たら、全然違うと思うんです。でも当時の彼にはきっとそれが出来なかった。そんなの話したところで、お前は事務所から推されているのだから、デビュー出来てるのだから、いいだろってなるから。

それなのに、彼はそんな苦悩や葛藤を見せたことがない。そこに立つときに、迷いなんて一切なくて。常に100%の中山優馬で居てくれるんです。中山優馬として求められていることに、100%応えてくれるんです。だから私にとって、優馬くんは絶対的なアイドルなんです。

一方でしげおかくん。しげおかくんは自らアイドル・重岡大毅を演じている人なんだと私は思っていて。多分、彼の中には、彼が思う正しいアイドルみたいなものがあるんだと思うんです。何が正しいアイドルなんて、人によって違うだろうし、誰にも定義出来ないけれど、きっと彼の中には彼なりの正しいアイドル像のようなものがあって、そして常にそれが一貫している。例えば、彼の中には、彼が思う正しいファンとの距離感があって、そこは絶対に越えない、みたいな。だから私達の前に立つときには、絶対的なアイドル・重岡大毅でいてくれる。本当の彼がどんな彼だっていいと、そう思わせてくれるのは、常に彼がアイドル・重岡大毅でいてくれるからだと私は思います。

例えば優馬くんは、選んできた道を(あるいは選ばされた道を)、正しい道に出来る人。もちろん、あの時こういう道を選んでいたらって思うことはある。それは多分、アイドルを応援していたら絶対にみんなが思うことだと思うんです。でも、優馬くんは、優馬くんが歩んできた道が絶対に正しかったんだと思わせてくれる人。そういうふうに変えてくれる人。私はそういう風に思っています。

例えばしげおかくんは、絶対に正しいと思える道を選んでくれる人。間違うことが悪いことだとは私は思わないけれど、でもきっとしげおかくんは常に正しい道をちゃんと選んでくれる。きっと間違えない人だって、そういう安心感みたいなものがあって。だから彼のいるジャニーズWESTはこれからもきっと大丈夫だってそう思えるんです。

そんな中山優馬くんのソロコンサートが遂に始まります。そんな重岡大毅くんがセンターを務めるジャニーズWESTのツアーが始まります。

別々の場所に立つ二人は、きっとまた私にとって絶対的なアイドルの姿でそこにいてくれるんだろうなという安心感と期待感がいま、すごく高まっています。共に関ジュのセンターを背負ったことのある二人だけれど、二人は全然違うアイドルで、なのに絶対的なアイドルで。それがすごく面白いなって思うし、これからもすごくすごく楽しみな二人だなって思います。

いつか二人はまた同じ舞台に立ってくれると私は信じているし、すごく楽しみにしていて。そして今、別々の場所で輝く二人を連続して見られることはすごく貴重だなって思うし、楽しみだなと思います。


最後に言えることは、アイドル・中山優馬もアイドル・重岡大毅もとてつもなく大好きだ!!!!!


優馬くんのファーストソロコンサートも、ジャニーズWESTのファーストツアーも無事に終えられますように。優馬くんの未来にも、ジャニーズWESTの未来にも幸あれ!!!!

今を生きるアツさをみせろ〜ジャニーズWEST1周年おめでとう〜

 

ジャニーズWEST1周年おめでとう!!!!デビューするって世界が大きく大きく変わることなんだなって、この1年改めて感じました。

 
1周年を迎えたいま思うこと。悔しいです!!!!!!悔しい!!!!!パリピポ聴きました!!!!!!悔しい!!!!!!
 
あ、私は基本的に小瀧くん担当なので、小瀧くんのことしか考えられていません。ごめんなさい。だから他のメンバーのこととか、あんまり考えられないというか。今でも色んなモヤモヤを抱えている方からしたら、もしかしたら不快な文章かもしれません。先に謝っておきます。
 
ズンドコ辺りから、小瀧くんパートが少なくなってたこと、感じていました。そして今回のパリピポ。やっぱりデビューした頃と比べたら、圧倒的にのぞむくんの歌割りが少なくなっていて。もちろんおいしいところ歌わせてもらってたり、大好きだなあ、ここ歌わせてくれてありがとうって思うフレーズもあったり、満足してない訳じゃないけど、でもやっぱり悔しくて。だけど、それが妥当なのかなって思う部分も少しあるんです。のぞむくんって、決して歌が下手って訳じゃないけど、やっぱりジャニーズWESTのメンバーの中にいると、技術面で劣る部分もあったりして。だから、当然のことなのかな、と。もしかしたらやっとおなじスタートラインに立てたのかなって思ってる。これから先は、のぞむくんが自分で自分のパートを勝ち取っていかないと!最近歌の練習をしてるのは、そういうのもすこし関係してるのかなって。悔しいって本人も思ってくれてたらいいなって思います。やっぱり、CDから大好きな人の声がたくさん聴こえてくるのって、すごくすごく嬉しいことだから。
 
そして、これからの小瀧くんに望むこと。もっともっと苦しんで、もがいて、もがいて、もがいて、ズタズタになるような経験をして欲しい。だから、個人でのお仕事をもっともっとして欲しい。言い方悪いかもしれないけど、今はすごくぬくぬくした場所にいると思う。ジャニーズWESTの中には、6人のお兄ちゃんがいて、みんなが彼を甘やかしてくれて。みんなに愛されている彼だから当然のことだし、微笑ましいし、そうやってのぞむくんに甘々な6人のお兄ちゃんと彼がとてもとても愛しい。だけど、だからそれじゃ駄目だと思うの。何処かジャニーズWESTから離れた場所で、誰にも頼ることの出来ない場所で、もうどうしようもないくらい葛藤して、挫折もして、ボロボロになるような経験をして欲しい。そして自分の手で何かを掴み取って欲しい。そしたらグループに帰ってきて、そこで存分に甘やかして貰えばいい。俺こんなに頑張ったんやでって言って、よしよしして貰えばいい。だからどうしようもないくらいズタズタになって!失敗したっていい!挫折すればいい!後悔したっていい!優馬くんの言葉を借りるとやり直せるから!!!!!
 
もっともっともがいて苦しんでる姿が見たいなって思います。涼しい顔じゃなくて、泥臭い顔が見たい。だってキミに、キミが夢見た景色を掴んで欲しいから。
 
のぞむくんが夢見た、夢見ている、いっぱいのお客さんの大歓声に包まれて立つドームから見る景色を、絶対にキミに掴んで欲しい。だからずっと突っ走り続けて欲しい。手を伸ばしても掴めないくらい、背伸びしても届かないくらい遠い場所に行ってしまってもいい。私がいつかもう着いていけないってなったとしても、後ろなんて振り返らずに、ずっと、ずっと走り続けて。そうならないように私も頑張るけどね(笑)やっぱり夢に見たその場所に立つのぞむくんをこの目で見たいから。だから私も頑張ってキミに着いていきます。だから絶対その景色を掴んでね!!!!
 
そうなるためには、その夢を掴むためには、絶対に今、苦しい経験をしておくべきだと私は思うから。それが今の小瀧くんに望むことです。
 
最後に、ジャニーズWESTのみんなへ。いつも幸せをありがとう!そこに立っていてくれてありがとう!楽しい毎日をありがとう!キミたちならてっぺん取れるって信じています!!!!!!ジャニーズWEST大好きだ!!!!!!あいしてる!!!!!二年目も突っ走り続けてください!!!!!
 
 
今 高く掲げた指の示す 夢の先へ
 
 
 

中山優馬くんの一万字インタビュー



ジャニーズWESTの一万字インタビュー、最後の淳太くんのを読み終えて全員分読み終わりました。改めて全員分読み返してみて、私は中山優馬くんの一万字インタビューを読み返したくなりました。デビュー前の彼らの話を読んでいると、私はやっぱり、優馬くんのことを思い出してしまうんです。私、いま小瀧くん担当ですが、なんだか優馬くんの一万字インタビューの感想を書きたくなったので、優馬くんの一万字の感想を書きたいと思います。

 
 
私、優馬くんにはずっと、関ジュと、7WESTと活動してほしいって思ってたんです。彼らの中にいる優馬くんが大好きで。だけど、一人だけ違う衣装を着て、7人横並びのはずなのに、彼だけがセンターで一人推されてるの、ほんとはすごく嫌だった。横並び一列で、みんなと同じ衣装を着て、同じグループの一員としてステージに立っている姿を、ずっと夢見てた。
 
 
大阪のコたちと、いっしょに、やりたいなって思ってたときは特に。"俺はエリートじゃない。特別扱いしないで"って、ずっと思ってて。全員と同じ立ち位置で勝負したいって。

 

だから、B.I.Shadowとデビューした時も、NYCとして活動していた時も、ずっと、ずっと彼の居場所を、ちゃんとした居場所を作ってあげたいって思ってた。なんだかそこには、優馬くんの居場所はない気がしていて。だからといって、関西にも彼の居場所はない気がしてた。優馬くんだけが特別な扱いされていて、大阪に帰ってきた中山優馬〜みたいな扱いが、すごく嫌だった。彼の居場所はどこなんだろう。彼に居場所をつくってあげたい。ずっと、ずっとそう思ってた。だけど。

 
 
山田くんと知念(侑李)くんは、Hey!Say!JUMPでデビューもしてる。なんか寂しいっていうか、いろいろ思いましたね。
ただ、JUMPのファンや、JUMPのメンバーへの申しわけなさは、ずっとあって。でも、そういう世界なんだって思い込んで。自分のコピーロボットがステージでがんばってるみたいな感覚があったっていうか。なんかホント、パーマンな気分でした。
東京でグループ組み始めて、B.I.Shadowとだったり、NYC boysだったりしてるときは、大阪のコたちとやりたいってずっと思ってました。言えなかったですけどね。

 

あ、この人、自分のいる場所を否定してたんだ、って思った。そんなの想像に過ぎないけれど、でも、きっとこの人は自分のいた場所を否定してたんじゃないか、と。でもそれってすごく悲しいことじゃないですか。自分でも自分の今いる場所を否定するなんて。そう思ったとき、私は気付いたんです。あ、私はあの頃、きっと優馬くんのいる場所を否定していたんだな、と。それに気付いたら、後悔しかなくて。なんでだろう。なんで私だけでも、あの頃優馬くんのいた場所を、肯定してあげられなかったんだろう。なんでだろう。そう思った。知ってた。JUMP担から、優馬くん、よく思われてなかったってこと。優馬くん、やっぱりずっと気にしてたんだよね。二人には帰る場所があること、ずっと分かってて、ずっと気にしてたんだね。

 

今なら言えるのに。優馬くんのいた場所に、間違いなんて一つもなかったって。優馬くんが歩いてきた道に、間違いなんて一つもなかったって。

 

関西のときのこと、B.I.Shadowとのこと、NYCのこと、その全部があって、今のソロがある。全部がつながってる。
過去のできごとも、人との出会いもつながってく。過去の積み重ねが今だから。だから今をがんばるしかなくて。歩いてきた道も、出会いもムダにしたくないんで。

 

きっと優馬くんは、その時与えられた場所で、必死にただ必死に頑張ってきたんだ。だからこそ、今がある。今を否定するってことは、過去を否定することで。過去を否定するってことは、今を否定することで。私はもう絶対、この人のいる場所を否定したりなんてしない。大好きな人の今いる場所を否定するのって、すごく苦しいことだから。

 

何年か前かな。もう大阪のコといっしょにやるべきじゃないってことも考えたんですよ。おごりや傲慢に聞こえるかもしれないですけど、もし僕がいっしょにやったら、当時の状況を考えると、僕がセンターに立つことになったと思うんです。それじゃ、みんなが1コ下に見える。それはよくないよ。だからもう戻るべきじゃないなって。正直、事務所から"大阪のコと……"って話が、あったこともあるんです。でも、"それはやらない"って。もしかしたら彼らにとって残酷な判断だったかもしれない。でもあんな頑張ってる人たちを、下の存在にしてまで、いっしょになんかできない。

 

ずっと思っていた。優馬くんには関ジュと活動してほしい。でも私はある時、気付いてしまった。優馬くんが、関西とはもうやるべきじゃないって気付いたみたいに、私も気付いたんだ。あ、もうここは優馬くんの立つ場所じゃないって。そのことに気付けた時は、とても苦しくて、悲しくて。気付いてしまったからこそ思ってた、もし関ジュとデビューしていたら。でもそんなの、私が間違ってた。今ならそう、言えるから。

 

ーー厳しい道を歩まされたって、事務所を恨んだことはない?『まったくないです。全然。感謝しかないです。』

 

正直、私は事務所を恨んでます(笑)ずっと恨んできました(笑)優馬くんにグループを与えてあげなかったことも、事務所に振り回され続けたことも。でも、その経験があって、今の優馬くんがあるなら、それは絶対否定すべきことじゃないし、優馬くんがその経験を糧にしてるかぎり、私は絶対にもうそれを否定したりなんてしたくない。

 

いい経験をさせてもらったなって。あのふたりは、本当に能力もポテンシャルも高いですから。いっしょにできたことが糧になってますし、誇りです。

 

いまそうやって言える、優馬くんが、ただただ素敵だなって。そう思うんです。大好きなんです、この人が。

 

だって、仲間も、支えになってくれる人も、ファンの人たちもいる。僕はひとりじゃない。

 

私も、今はそう思えるんです。前は優馬くん、どこにいてもひとりぼっちに見えてたというか。でも今はソロとして活動していても、ひとりじゃないというか。彼が今まで出会ってきたたくさんの人がいて、かつての仲間がいて、今の優馬くんを支えてくれる周りの人がいて、かわいがってくれる先輩がいて。そしてジャニーズWESTのメンバーがいて。

 

私、いまの優馬くんとWESTのメンバーとの距離感が大好きなんです。もちろん、いっしょにやってた頃のことを想うと、未だにやっぱり色々考えてしまう部分もあるし、一筋縄ではいかないことばっかりだけど、今別々の場所で戦っている彼らの関係っていうか、そういうのを大切にしたいなって。

 

だから、ジャニーズWESTのデビューって心からうれしくて。おめでとうって。みんな、"やめるかも"って悩んでたから。僕は高校卒業のタイミングで大阪を離れたけど、やっぱりみんなすごく迷ってて。"このままやっても……"って。実際去っていった人もいる。それでも踏みとどまったのが、いまのジャニーズWESTのメンバーだから。

 

いつか、彼らがまた同じステージに立った時に、違う道を歩むことになった彼らがどんな姿を見せてくれるのか、怖い気持ちももちろんあるけど、すごくすごく楽しみで。その姿を見た時に、私、きっと心の底から優馬くんと関西が別々の道を歩むことになったこと、受け入れられる気がするというか。

 

エリートと呼ばれる中山優馬の虚像を追いかけて、いつか追い越そうとしている最中なんです。

 

中山優馬中山優馬を超える時に、彼が見る景色は、彼が見せてくれる景色は、どんなものなのかな。今からすごく楽しみです。