小さなじゅもん

こたきくんとか、ゆうまくんとか

"神様"を見つけてしまったみたいだ

 

今だから言うけど私は今回のツアーは横アリしか入るつもりがなかったので、京セラを見届けて横アリを終えたら小瀧くんを降りようって思ってたし、そう決めてた。

別に他に応援したい子が出来た訳じゃなくて、小瀧くんのことどうでもいいやってなった訳でもなくて、でもなんかただ、もう降りた頃みたいな熱量にはならないだろうなって気付いてしまったし、もう小瀧くんは大丈夫だろうなって思ったから。担当として、その距離で小瀧くんのことを見ていなくても、大丈夫だって。きっと頑張って追い掛けなくても、私の知らない場所でも、もう心配することなんてないなあって。そういうところに行ってくれたなあって。

だから小瀧くんを降りて、これからは担当云々関係なく自分が行きたいと思う現場に行くスタンスでジャニオタやってこうって思ってた。オタク自体は辞められないけど、もう小瀧担としているのは辞めようって。

 

でもね、京セラで半年振りくらいに現場で小瀧くんを見たらね、ずるいけど、ほんとにずるいんだけど、まだ辞められないなあ、辞めたくないなあって思ってしまって。現場がない期間、小瀧くんのこと降りようって考えてた時は、きっとそれでもどっかで小瀧くんのことずっと好きでいたいって思ってた。自分でもそう思ってることに気付いてた。でもずっと好きでいたいっていうのは、ずっと好きでいるっていうのとはたぶん違くて、好きでいたいから好きでいるみたいなのが、どこかで嫌だったんだなあ、私は。でもね、京セラで小瀧くんの顔見たら、あ、私好きじゃんって。小瀧くんのこと好きでいたかったんじゃなくて、好きだったんだって。そういう自分に気付いた。だからまだ降りないって決めた。まだ私の中にちゃんと小瀧くんはいるんだなあって思った。

 

現場に行くと、ステージに立つ小瀧くんを見ていると、小瀧くんが優しい人だってことにいつも気付かされる。優しい笑顔で客席に手を振る姿やバンバンで撃ち抜かれる姿や笑みを浮かべながらペンライトの光を眺めているのを見ていると。京セラドームの、横アリのスタンドよりも、城ホの最後列よりもずっとずっと遠い場所から小瀧くんを見ていて、小瀧くんは優しい人だなあってことにやっぱり気付いてしまった。それがとっても嬉しくてとっても苦しかった。

小瀧くんは愛され上手だってよく言われるよね。でもね、小瀧くんがみんなから愛されてるのは、小瀧くんがそれ以上にみんなのこと大切に思ってるからなんだって、愛してるからなんだって私は思ってる。そういう人だってことをみんな分かってるから、みんな小瀧くんのこと愛してくれてるんだって。だって小瀧くんはきっと、優しくしてくれるから優しくするんじゃなくて、大切にしてくれるから大切にするんじゃなくて、愛してくれるから愛するんじゃなくて、例えそうじゃなかったとしても大切にしてくれて、優しくしてくれて、愛してくれる人だから。そういう小瀧くんに私はいつも気付いてしまう。そういう彼に気付いてしまうことが時にとっても苦しくて残酷だなあって思う。小瀧くんが優しくなかったらよかったのに、ってたまに思う。でもそういうところが、私が小瀧くんに一番に変わらずにいて欲しい部分でもあるのかもしれないなあ。

 

私は天邪鬼だから、小瀧くんが駄目ならムカつくし腹立つし、でもそうじゃなくなってしまったら寂しいな、つまんないな、物足りないなって思っちゃう。小瀧くんが必要以上に批判されたりしてるの見ると腹立てる癖に、あんまりに褒められすぎてるの見ると今度はそんなでもないだろって思っちゃう。めんどくさいね。

だからね、ほんとはどこかでもう心配することがなくなってしまったことが寂しい。ほんとはどこかで、もっとずっと駄目でいてくれたら良かったのにって、そう思ってる。ずるいけど。もっと駄目なところも見ていたかった、もっとくすぶってるところも見ていたかった。たぶんそう思ってる。でもそういう彼にはもう会えないんだろうなってことも京セラで確信してしまった。きっと小瀧くんは小瀧くんにとっての"神様"を見つけてしまったんだと思う。それは私が願っていたことだけれど、でもやっぱりどこかで寂しかった。まだ"神様"は見つけないままでいて欲しかった。

 

でもね、それで良かったんだと思う。そしてそれでも大丈夫だって思う。だって彼は忘れない人だから。忘れずにいてくれる人だから。そのことも確信したから。

小瀧くんが大好きだった7WESTのことも、7WESTを大好きに思ってたことも、大切に思ってた人達のことも、素敵な出会いをしたことも、悲しいお別れをしたことも、ジャニーズWESTでデビュー出来たことも、初めて単独でコンサートをしたことも、初めてアリーナツアーをしたことも、初めて主演の舞台に立ったことも、初めて京セラドームのステージからの景色を見れたことも、松竹座からの景色も、日生劇場からの景色も。きっと全部忘れない人なんだと思う。忘れずにいてくれる人なんだと思う。だからきっと大丈夫だ。

 

小瀧くんは小瀧くんにとっての"神様"を見つけてしまった。もう"神様"を見つける前の小瀧くんじゃ、いられない。けどね、小瀧くんは変わっていく中でも、変わらずにいてくれる人だって知ってるから。だからこれからも私に応援させて欲しいです。

 

たぶんもう前みたいな気持ちにはなれないんだと思う。けどそれは小瀧くんが次の扉の向こう側に行ってくれたからだね。だからね、私にこれからもずっと好きでいさせてね。それでも好きだって気付けたからこそ今はずっと好きで居たいって思ってるよ。

 

小瀧くんは私なんかよりもきっとずっとジャニーズWESTのことを大好きだって思ってる人だ。大切に思ってる人だ。小瀧くんのこと見てると、私なんて全然ジャニーズWESTのこと好きじゃないのかもって思うし、実際そうなのかもしれない。けどね、何回でも言うけど、小瀧くんがジャニーズWESTのことを大好きで大好きで堪らなくて、すっごくすっごく大切に思ってることが分かるときに、小瀧くん越しに見えるジャニーズWESTがずっとずっと素敵に見えるから。だからその景色をまだ私に見させてね。